配線用遮断器及び漏電遮断器のフレームサイズ(AF)

MCCB

以前、配線用遮断器及び漏電遮断器のフレームサイズといえば下記でした。

 30-50-60-100-225-400-600-800-1000-1200-1600 AF

そして最近、次のようなフレームサイズを見かけるようになりました。

 32-63-125-250-630-1250 AF

こちらは新JIS 規格に対応して新たに追加されたフレームサイズとなっています。
この新JIS規格は、国際規格整合化の流れに伴ってIEC 規格を取り入れたものです。

(産業用と住宅用でJIS規格が分離されました)
【産業用】配線用遮断器の規格
JIS C 8201-2-1 附属書1(Ann1)附属書2(Ann2)
※附属書1はIEC規格特性、附属書2は従来JIS規格特性に対応

【産業用】漏電遮断器の規格
JIS C 8201-2-2 附属書1(Ann1)附属書2(Ann2)
※附属書1はIEC規格、附属書2は従来JIS規格に対応

●電気設備技術基準の解釈との関係
在来工事とIEC工事の二種類が定義され、
・在来工事の場合には附属書2
・IEC 工事の場合には附属書1
●内線規程でのブレーカの選定
内線規程JEAC8001にて
・配線用遮断器の適合規格として、JIS C 8201-2-1 附属書2
・漏電遮断器の適合規格として、JIS C 8201-2-2 附属書2
●国土交通省の公共建築工事仕様書(電気設備工事編)でのブレーカの選定
公共建築工事仕様書(電気設備工事編)にて
・配線用遮断器の適合規格として、JIS C 8201-2-1 附属書2
・漏電遮断器の適合規格として、JIS C 8201-2-2 附属書2

 

アメリカにおける電気工事の規定

US
US Electrical Codes and Regulations by State – International Association of Electrical Inspectors (IAEI).

アメリカにおける電気工事の規定がどうなっているか、州ごとにまとめられています。細かい内容についてはリンク先を参照いただければと思います。

なお、「海外諸国における電気技術者の技術・技能向上の取り組み」(一般財団法人 電気技術者試験センター) に日本語でそのあたりの概要が記載されていますので、何かのご参考になればと思います。

 

内線規程における接地極付きコンセントについて

電気設備工事は様々な関係法令等にしたがい施工しなければなりません。ほんの一例ですが、

・電気設備に関する技術基準を定める省令

・電気設備の技術基準の解釈

・内線規程(民間規格)

等が挙げられます。そのなかの内線規程における本規定(義務的事項)では、接地極付きコンセントの施設について以下のような記載があります。

3202-3 [接地極付コンセントなどの施設]1.次の各号に掲げるコンセントには、接地極付きコンセントを使用すること。①電気洗濯機用コンセント②電気衣類乾燥機用コンセント③電子レンジ用コンセント④電気冷蔵庫用コンセント⑤電気食器洗い機用コンセント⑥電気冷暖房機用コンセント(電気冷房機用コンセントも含む)⑦温水洗浄式便座用コンセント⑧電気温水器用コンセント⑨自動販売機用コンセント[注]接地極付きコンセントには、接地用端子を備えることが望ましい。

上記以外も記載(予備規定を含む)がありますが、ひとまず内線規程上はこれらのコンセントは接地極付きを施設する義務があります。

接地極付きコンセントの例
naisen-2-2
接地極付きコンセント(接地用端子つき)の例
naisen-2-1